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顎骨壊死

顎骨壊死

木曜に顎骨壊死の講演会
に行ってきました。
日曜の三師会で医師会の先生に
よかったらお越しくださいと言われていたんです。
院長の嶋です、こんにちは^^

半分以上は付き合いで行ったようなものでしたが
歯科医師とはまた違った視点で
話を聞くことが出来てすごい良かったです。

少し解説すると
骨粗しょう症や癌の治療で使うお薬に
「ビスフォスフォネート」(以下BP製剤)というお薬があるんです。
しかしBP製剤には副作用があって
骨が壊死を起こしやすくなり
それが歯を抜いたり歯が感染を起こしたとき
に壊死を起こしやすくなるんです。

なぜそんなこわい薬が使われるのかというと
例えば骨粗しょう症になると骨折を起こしやすくなり
寝たきりになる可能性が高くなってしまうんです。
そして、骨壊死を起こす確率やリスクよりも
寝たきりになってしまう確率やリスクの方がはるかに大きいんです。

寝たきりになるか
骨壊死を起こすか、の究極の選択なんて誰もしたくないと
思いますが骨粗しょう症や癌という病気がある限り
しょうがないんです。

一番は病気が悪いんだとは思うのですが
お医者さんという職業はその状態を
患者さんにお伝えするのがお仕事。

そしてその病気がきれいさっぱり治るのなら
まだいいんでしょうが
最近は、一生その病気と付き合っていかないといけない。
そんな病気が多いんです。

そういった状態をお伝えすると
やはり患者さんによってはいろいろなことをおっしゃるみたいで
その苦悩も知れてよかったです。

改めて医療では連携が大切なんだなぁ
歯だけではなくて色々勉強しないといけないと考えさせられました。

2024-09-08 15:58:28

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