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欠損放置にご用心

欠損放置にご用心

最近話題になったNISA貧乏。
個人的には、違和感があって
将来のために頑張って
節約している人を
貧乏っていうのはなんだかなぁ
院長の嶋です、こんにちは^^

とある記事を読むと
NISA枠を埋めようという一心で
必要な子育ての費用を削ってまで、
というものがありましたので
節約をするときは
必要な費用とそうでないものを
よく考えて、という事は大切だと思います。

問題はNISAじゃなくて節約の仕方ですね。

さて、今回は欠損放置という問題のお話。
要は、何らかの原因
(虫歯や事故や歯周病などなど)で
歯が無くなってしまったとき(注)のお話。

おそらくうちを含めてほとんどの歯科医院で
「歯が無くなったら必ず補う医療をしてくださいね。
補う治療は、ブリッジ(前後の歯を差し歯にしてつなげる方法)
入れ歯(部分的な取り外しが可能な歯)
インプラント(人工的な根を骨の中に埋め込む方法)
の三つがありますよ。」
という説明がされると思います。

実は、歯科医師の教育の過程で
欠損放置、
要は歯が無くなってそのままにしておくと
隣在歯(無くなった歯の隣の歯)が倒れこみ
対合歯(かみ合っている反対の歯、
例えば上の歯が無くなったら下の歯)
が出っ張ってきて
かみ合わせが崩れて困りますよ。
、と習うからなんですね。

私も大学で何回も聞かされました。
ただ、その困りますよ、、っていうのが
想像以上にヤバいなと知ったのは
実際に歯科医師になってからの話。

なぜやばいかというと
咬み合わせが崩れると
他の歯に負荷がかかりますから割れたり
グラついたりして歯を抜いて
また、他の歯が割れたり
グラついたりして歯を抜いて
、、、を繰り返すようになるからなんです。
年数をかけて進みますから
本人はよく分からないまま
進むこともありますが必ず起こります。

当然、歯が少なくなると咬めませんから
大きな入れ歯を使わなければ
いけなくなるんですが
咬み合わせが大きく崩れているので
大きな入れ歯もなかなか使えない、、
という事態に直面してしまうんです。

かなり高齢になってから直面することが
多いので平均寿命が延びたことの
一つの弊害だと言えるかもしれません。

ただ、冷静に考えると
少なくとも私の周りで
80歳を過ぎて健康そうにしているのは
自分の歯が残っている人か
きちんと補う治療をされた方ばかりです。

ブリッジ、入れ歯、インプラントが
どれも厳しい面がある選択肢
だという事は分かります。
だから、まずは自分の歯が無くならないように
歯を大切に生活されることをお勧めします。

ただ、何十年も歯を使う中で
不幸にして歯が無くなってしまったとき
「何もしない」
が大きな後悔を生むことがあることは
知ってほしいんです。

注)矯正のための抜歯、親知らずの抜歯
過剰歯の抜歯などなど歯科医師が
補う必要がないと判断した場合を除きます。

2026-03-22 16:50:52

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